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ワインとムジカとハリネズミ

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大急ぎのワイン整理~春に向けて①

冬の間はワインをセラーに入れなくても、
北向きの部屋の中で暖房さえつけなければ充分保管出来ます。


しかしそれも悠長なことは言っていられません。
あったかくなる3月までにはなんとか全部のワインをセラーに詰め込まなければいけないのですから!
と言うことで、この一ヶ月の間、せっせと急いでストックを消費中。

最近すっかり滞っていたおうちワインメモですが、ここらでまとめて。

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まず1月初旬に開けたのがパカレのACブルゴーニュ07。
これは完全にミーハー心から購入したものです、はい。

このワインはレギュラーのラインというわけではなく、
お得意様向けに特別に醸造されたようで、
シャンボール・ミュジニー近くの村(近くの村??)と
ジュヴレ・シャンベルタン近郊の村からのピノを使ったという代物。

抜栓直後からフランボワーズの甘酸っぱい香りがはっきりと感じられます。
還元香は一切なし。適度にフィルターをかけているんでしょうね。オリも少なめです。
口に含むと果実味は良く出来たモルゴン、
全体の印象はヴォルネイとシャンボール・ミュジニーの中間ような繊細さ。
パカレだからと言って偏見でみてはいけませんねぇ。
充分満足です。


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次はマルク・ペノのフォル・ブランシュ05。
以前はグロ・プラン・ラ・デジレという名前でリリースされていたもの。
(07で再びデジレに戻ってるようですが)

こんなまったりとしたグロ・プランは初めて!ヴィンテージの影響でしょうか?
03も飲みましたが全くこんな感じではなくて、
シュッとした酸とみずみずしいだけの印象だったのですが・・・
今回は甘味さえ感じるほどのコクです。


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次もマルク・ペノ。アブリュー04。
このキュヴェは04以降、日本には輸入されていないのでしょうか?
最近さっぱり見なくなりましたね。
再出発した07VTから、またこのワインが入って来ることを期待したいところ。
なってたって大好物の赤です!!

04とは言え、まだまだ発泡しているあたり、
ひょっとして熟成の可能性があるのでは?と思わせるポテンシャル。
土着品種ですが、決して鈍重にならず、あくまでも優しくフルーツ感たっぷりの味わい。
最近のパタポン好きの方には絶対お薦めです。


そして写真に撮るの忘れたのですが、
次に開けたのはピエール・フリックのリースリング・ビール05。
スティルワインで王冠+プラキャップは初めて。なんか結構かっこいい。

以前のブログでも書きましたがワインは少し甘みを感じるぐらいの方が自分の好み。
しかもこのワインぐらいミネラルと酸がビシッと決まっているのがいい。
家に帰って食べるご飯に合うのは
こんなきりっとした酸味と甘みを感じさせる程度の果実味のあるワインが
一番なのではないでしょうか?
ワインは料理に合わせてなんぼ、というなら、
だいたいのおうちご飯はアルザスかオーストリーが楽チン。
出汁やみりんや野菜の旨み、味噌汁にも合わせられます。
赤ワインに合うのも食卓には並びますが、特に無理する必要もありませんね。


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おまけはマルク・アンジェリのジュ・ド・ポンム。
にごりににごった白いリンゴジュースです。
蔵元の名前に冠した「ラ・フェルム」をまさにそのまま地でいく生産物ですね。

保存料はもちろんゼロ。
(最近では日本でも真空状態の中で瓶詰したリンゴジュースが400円ぐらいで購入出来るようになりました。つまりこれも保存料なしです)
うまいかまずいかといったら、当然美味い。
でも比較対照する引き出しが少ないもので・・・


と、長くなりました。
一旦この辺で。
by necotee-ra | 2009-02-15 23:42 | ワイン