ワインとムジカとハリネズミ

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六一やぶり


六一。
「六」甲山牧場には年「一」回、なんて我が家暗黙のルールをやぶってまで、
いきたい!いきたい!!を連発するヨメ。
なにがそんなに・・・なんて思っていたら、
生まれたばかりの仔牛にミルクやりが出来るんだって。へぇ~。

まぁ動物キライじゃないし(厳密には大好きですよデレデレ)、
タイミングよく、これまた生まれたばかりの子ヤギにも会えるってなもんで
行ってきました六甲山牧場。
ワクワクですよ、当然。



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アマではユウに30度越えもここは涼し。
うぐいすの声も聞こえ、
アジサイもなんだかいい感じでのどかな牧場風景に融け込んでいるのです。
ゆるいなぁ。



北ゲートで早速のお出迎え。
先月生まれたばかりの4つ子のヤギたち。
カラッとした風が吹き抜ける気持ちのいい陽だまりの中でぐっすりです。

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                  ホラホラ、オキャクサンデスヨ


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そのうち、オカンヤギの背中にみんなが乗り始めて・・・
た~のし~!
(オカンのチチ、すげー!爆乳!!)



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そしてこちらが今回の目的、ミルクやりの主役、いや、主役はうちのヨメか?ココロちゃん。
1日2回ミルクやり体験が組まれていて、1回につき5名の限定。
気合十分のわれわれ、15分前から受付の前に並び、
競合のガキンチョどもを蹴散らし目で脅して
我が我がと無事に権利をゲット!(誇張ですよ当然)

おなかをこわさないようにと少しあったかいミルク。

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すごい勢いで、そしてすごい力であっという間に飲み干してしまいます。
ワタシら5人目に並んだ最後の組だったのですが、まだ飲み足らないのか
ミルクやったあとの口元に手を持っていくと、
その手を丸ごと口にくわえてチュパチュパと吸い始めるんですね。
これがまた吸う力をそのままダイレクトに体感出来て貴重だった訳なのです。
(歯が生えてないから全然いたくないですよ)



そして今回思わぬ収穫だったのが、この子。
さくらちゃん。
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ツメがえぇ具合にピースしてますな。
ブーッ!!



そのあとは向かいの牛舎へ。
パドックん中のホルスタインを相手に牛使い気分をさんざっぱら楽しむヨメ。
それを尻目にベンチで横たわって寝るワタシ。
自分のイビキで起きたのですが、あんなところで本気寝は初めてでしたわ。
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で、またゲートの入り口に戻って子ヤギと戯れて、
なんと来てからすでに4時間近く経っていたのです。



今回初めて分かったことですが、
動物の毛並や毛色、特性や動きや表情、体つきやらなんやらをじっくり観察したり
その時々の感情を想像したりすることが動物園とか
こういった牧場で動物と直に触れ合う醍醐味なんだなぁと。

動物園にいっても動物がぐったりしててオモロナイのなら、
目的の動物が元気ピンピンな時間を調べていけばいいし、
あれやこれやとイソイソ見て回るより、
ゆっくりと時間かけて少ない動物を観察していった方が発見がある。
厳密にいうなら、解放感ある牧場の方が動物はイキイキしてるような気がしますけどね。



午後の強い日差しに、さすがに焼けましたが(牧場焼け!)
今回もまたもやとろとろ~な1日を過ごしました。

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                  楽しかった?またきてチョー!
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by necotee-ra | 2011-07-21 00:27 | もう一人のharicohari

私的ブラジル音楽50選(5)



その昔、チャールズ・ヘイワードとフレッド・フリスが参加してるからという理由で購入した
ハイナー・ゲッベルスの「Der Mann In Fehrstuhl/The Man In The Elevator」(ECM)。
錯乱状態の男の叫び声と怒号、緊迫感に拍車をかけるかのようなノイズの洪水。
そして、その向こう側から聴こえてくるヨレヨレの「ブラジルの水彩画」。
キューブリックの「時計じかけのオレンジ」さながらの屈折感とシュールさに
脳天がぐらついた経験をしました。

その音源で「ブラジルの水彩画」をうたっていたのが、まさにアート・リンゼイ。
NO NEW YORKでのDNA、ラウンジ・リザーズなどといたるところで
耳にすることが多かった名前でしたが、私が明確に彼を意識したのが
この「Der Mann ~」を聴い時だったのです。元々ブラジル出身なんですね。
(ちなみにアンビシャス・ラヴァーズは今だ未経験なんですよねーこれが)




そう、「屈折感」という言葉こそ、
まさにアート・リンゼイの音楽を表すにピタッとはまるのですが、
ブラジルが世界に誇るもう一人の屈折御大ヴィニシウス・カントゥアリアをはじめ、
ナナヴァス、坂本龍一、メルヴィン・ギブズ、ブライアン・イーノ、
はてはホメロ・ルバンボまでもが参加した96年作の「o corpo sutil」は
どうしようもない屈折感の中の一瞬の美しさをかき集めたかのような、
今でも聴くに堪えうる素晴らしい一枚。

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カエターノとガル・コスタの「domingo」冒頭曲にも似た重力を持つ1曲目。
2曲目の「child prodigy」はヨレヨレ感をたっぷり味わえる脱力系。
もろボサ調な7曲目~9曲目。
トレードマークの無調ギターによるノイズは
アクセントとして抑制されたさざ波のように響き、
アコースティックな温もりと、それとは逆にある種の儚ささえもが全体に感じられる作品。
そしてなんといっても坂本龍一のピアノの美しさ。
トム・ジョビンへのオマージュ・プロジェクトはすでにこの時から始まっていたかのよう。
「este seu olhar」は実際、本作品中の白眉。




ん~屈折感


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by necotee-ra | 2011-07-01 10:23 | ムジカ