ワインとムジカとハリネズミ

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涼をとりに

箕面の滝に行ってきました。
ベタですかね?




実は夏の箕面は初めてで、しかも夕方の4時なんかに行くのも初めて。
まだまだ太陽も出ている時間ですが、モクモクと伸びる色んな木々の枝に囲まれて、
そこかしこに明暗のコントラストが出来てて面白い。
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自生しているかのような紫陽花の群れ!綺麗な紫陽花もここまで大きいとたくましい。
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あぁ~天然のマイナスイオン~なんてセリフよく聞くけど、
イオンそのものにニオイも無ければ味わいなんて感じることもないのでよく分からない。

でもなんでか落ち着く。
山道半分越えたあたりからホントに涼しくなってくるし。
この時期30度を超えると3度違うだけで、ずいぶんと体感温度が違うものです。




あまり汗をかくこともなくテッペンに到着。

こんなとこに来ると妙に川魚を食べたくなるもの。
そして、待ってましたとばかりに、あるもんですねぇ~鮎をクシにさして塩焼きしているお店。

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冷凍でした。
500円やし、文句は言えません。

滝を仰ぎながらの鮎の塩焼きとビール。
たまりませんな~




もう夕方5時をまわってるのに人が絶えません。
健康の為にジョギングしている人もサイクリングしている人もちらほら(山道でっせ!)

今日はサザエさんを見過ごしてしまったけど、
なかなか心に良い1日だったような気がします。

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(この写真の中に人の顔を探そうとされた方、それだけで立派な宜保愛子の後継者ですyo!)
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by necotee-ra | 2009-06-30 09:06 | ひとりごと

ベルベルバール


三ノ宮の東門を北に上がって、少し東に行ったとこ、
つまり北野坂と東門の間にイタリアンバル「BER BER BAR」はある。


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オーナーはまだ40手前だったか、40ちょい過ぎだったか、
30半ばで建築デザイナーの職を捨てて、中近東~北アフリカを旅され、
その旅行で触れたベルベル人の文化に触発されて、この屋号を付けられたのだとか。
ベルベル人のことはよく分からないが、2階席の、オーナー自身が設計、施工された
内装やテーブルなどのインテリアは中近東の雰囲気をいやがおうにも感じさせる。

以前から、この店の噂は聞いていたが、
この間行ってみて、そのクオリティの高さに驚いた!
正直、三ノ宮の気鋭と言われる飲食には、
どこか「なんちゃって」的な要素を感じていたからだ。


このお店の素晴らしいとこは
まず、料理、次にワインの目利きに店が醸し出す雰囲気。

青木シェフの供す料理は考え抜かれたシンプリシティと色彩の鮮やかさの極致!

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イワシのタルタル。
クネルにされたイワシのタルタルを卵黄をベースにしたソースと絡めてという一皿。
オクラのネバトロと長芋のネバシャキが食感を豊かにする。
料理を食べていると自然にワインが欲しくなる。

現に左右見渡せばサラリーマンもギャルもみんなワイン。
なんかイサキの煮込みに合う赤ワインを、というリクエストで出てきたのは
南ローヌのマス・リビアン「ブドゾン」。
こういうのが自然な流れでサラ~と出てくる店ってそうそうない。

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完熟ブドウの甘い粒だけを選んで、
ググッとアルコールにしただけですって装いの、これまたシンプルなパワーをしたためたワイン。
ちなみにこのマス・リビアンの造り手ティボンさんは女性。
写真を見せてもらったら、エキゾチックな顔つきがなんとも魅力的。
マルセル・リショーもラングロールのエリックも彼女の大ファンだそうな・・・
(ワインも美味いが、なによりカワイイという理由で)


このバルには活気がある。
スタッフが飛び切り元気な訳ではないけど、スタッフのキビキビとした動き、
オーナーのサジェスチョン、美味い料理とすぐ横の(本当に間隔がない!)お客さんの
おしゃべりの中で、なんだかこちらも楽しくなってくる。


一時、もう三ノ宮なんてって思ってたけど、
いや~侮れませんな。
しかも普段使いも出来そうなぐらい結構リーズナブル!
こんなかっこいいお店が増えることを期待します
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by necotee-ra | 2009-06-29 00:59 | グルマン

ひとつの時代が終わったような


一瞬見ただけでお腹が一杯になるほど、これほど80’Sなジャケットもない。
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今日の朝、出勤前のニュースで我らがマイケル・ジャクソンが亡くなったことを聞きました。
彼を失うということは、20世紀の、とても大切な歴史を失ってしまったことと同義だと思う。
少なくとも私にとっては。

私が洋楽に俄然興味を持つきっかけをつくってくれた一人が彼でした。小学校ん時です。
(もうひとつ、豪のMEN AT WORK=直訳するとなんとも変な名前だ!
なぜかオヤジの車ん中にカセットがあった)

忌野清志郎より、もっと根深い思い出。
彼の音楽がラジオで流れるたびに当時のどうしようもない記憶がフラッシュバックする。
そういえば、3チャン(神戸の方ならみんな知ってる金蛇精のCMが流れるあの局)で
夕方やってた日本版MTVで彼のPVを食入って見てたもんだな~。
そう、シーナ・ダスワニだ。


改めて彼の歌詞を読み返すと、ものすごいメッセージ性があるんですよね。
ロックをはじめとするポピュラーミュージックにありがちなヴァース=コーラス=ヴァースの
曲調をとりながらも、コーラス部でそれぞれ歌詞の内容が違う。
それほどまでに、歌に想いを込めていたんですね。

そして、「HEAL THE  WORLD」を口ずさむとたまらない気持ちになる。
偽善として捉えられてしまうかもしれない、この歌詞。
でもきっと私も含めて誤解していたのかも。

残念で仕方がない・・・


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by necotee-ra | 2009-06-27 00:35 | ムジカ

コハリ、肺炎に


ハリコが死んでから3週間ほど経ちました。

前のブログでもう片方のコハリ(メス、3歳)の元気がないって書きましたが、
10日程前の診察で細菌性の肺炎だってことが分かりました。
免疫力も落ちてきて、顔の半分が化膿したりもしています。

以来、なんか食べてももどしたり、血を吐いたり、ギャーって叫ぶときもあるしで
抗生物質を与えているものの、一向に容態が安定しない。
エサはそれでも食べてるんですけどね。

もう毎日がそら心配で、仕事から帰って死んでたらどうしよう!の連続です。


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抗生物質の与え方も結構頭を使います。
抗生物質を与え続けると腎臓とかの内臓疾患に繋がるので
乳酸菌を買ってきては与えたり、抗生物質の入ったエサは嫌がるだろうと
嗜好性の高いササミをいつものエサに混ぜたり、ハチミツを入れてあげたり。

ダニとかノミや菌の発生につながるのでは?と今まで床材として敷いてた
広葉樹チップやチモシーは全部取っ払ったし、
その分保温性がなくなるので温度管理にも相当気を遣う。
かと言って、この時期はムシムシと暑いので家の北側と南側の窓を開けて
風の通りを良くしたりと湿気対策にも余念がない。

まぁ、そこまでやらなアカンか、というほど手間をかけている訳ですが
これが生き物を飼うってことの心構えなんですな。きっと。
自然とそうなってしまうもんなんです。


この夏を乗り越えてくれればいいんやけど・・・
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by necotee-ra | 2009-06-22 00:37 | ハリネズミ

大阪で一番ハッピーなカフェで



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この間の15日、
フランス、ラングドックからドメーヌ・サンマルタン・ガリッグの醸造責任者ザバリアさんが来日。
そのザバリアさんを招いて大阪本町のデリゴというカフェで記念イベントがありました!

ザバリアさんはラングドックワインの隆盛を牽引した巨匠たちに続く、
2世代目ぐらいに位置する方だろうか。
彼のワインはラングドックの地を飛び出し、
その圧倒的な品質の高さで世界中の注目を集めているのです。
彼の造る「ブロンジネル」というキュヴェは圧巻!溶ける溶ける!!
まるでボルドー1級と同じかそれ以上の風格。しかも値段は1/5以下。
畑の状態もビジネス上の理由でビオロジックに転換しようとしている
ほかの多くの生産者のそれと比べて、全然自然だ。



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そして、イベント会場のデリゴは今大阪で一番元気なカフェ(というかイタリアン)。
気軽でいて実は手の込んだ料理と、一見クールだけど目の行き届いたサービス。
何より、働いているところ見ているだけで楽しくなるぐらい、スタッフがすごい元気!
天井も高く、開放的なハコも気持ちいい。
このお店には、小さい規模ながらも一日中畑で仕事をしているような
本当の農民が造る素朴なワインがゴロゴロある。
しかも値段も手軽なもんで、
仕事帰りのサラリーマンもそんなワインをグビグビあおる!そんな自由なお店。

で、イベントは、というとこれがまた!ちいさなお店にぎゅうぎゅうと50名近く!!
ザバリアさんのワインコメントもずいぶん勉強になったけど、
テラスもバルコニーも開放しての店内、
シェフ姉妹のご両親によるBBQやお母さんの太巻き寿司、
お父さんが捕ってきた丹波鹿を使ったお料理と、そして
靭公園のchove chuvaさんのご好意によるショーロのライヴ演奏が
お客さんの酔いをさらに煽って、久々に経験したハッピーなイベントになりました!!
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で、当日は私、久しぶりにホールスタッフとして
デリゴさんのお手伝いをさせていただきました。
7、8年ぶり??
大きなオーバルを出したり、引いたり、ワインを提供したり・・・
声掛け一つでスタッフと気持ちが通じたり、飲食ならではのチームワーク。
やっぱり飲食で働くのは楽しい!
お客さんの顔みているだけでなんか嬉しくなってくるから不思議ですよね~
で、翌日は筋肉痛。
久々に身体を動かしたからなんでしょうね。
ホールスタッフならでは、ってとこの筋肉が痛むのも、またなんか嬉しかったり。


と、ずいぶん個人的にも楽しいイベントでした。


(姉さんゴメン!トマトのマリネ撮るの忘れてた!)
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by necotee-ra | 2009-06-20 14:38 | ワイン

自然派礼賛



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ジュラにステファン・ティソというワインの造り手がいる。
ビオディナミとエコセールの認証をもつ自然派。
あの、エマニュエル・ウイヨンをして、
「最高の造り手」と評され「ジュラを支える後継者」だとも言われている。

彼のワインの中に「トラミネール・ウイエ」というキュヴェがある。
若木のサヴァニャン100%(サヴァニャンはトラミネールと同系品種)
一口含むとグレープフルーツや文旦の少し苦味の効いた素晴らしくフレッシュな味わいと
明確に鉱物由来のミネラルを感じる傑作だ。
本当に美味いと思う。

このワイン、「サヴァニャン特有のフレッシュ感を味わって欲しい」
というティソのこだわりが詰まっていて、
そういう理由から熟成までをすべてステンレスタンクで仕込み、
ウイヤージュもきっちりやる。
そして清澄こそしないけど、きっちりと目の詰まったフィルターでボトリング。
ティソはこのキュヴェのことを「自分の中で一番テクニカルなワインなんだよ」と表現するが
それを象徴するテクニックとして
発酵途中と瓶詰前には酸化による劣化を防ぐ為きっちりと酸化防止剤を添加している。



話は変わって、故・麻井宇介氏の
「ワインづくりの思想~名醸地神話を超えて」(中央公論新社)という本。
メルシャン勝沼ワイナリーの工場長を務められた方で
あのボーペイサージュの奇跡のようなメルロも氏の功績なしではありえないし、
今の山梨の若手の隆盛もないと言い切って良いぐらい、
今も大変な影響力を持っていらっしゃる方だ。

この本は、「銘醸地ワインVS新興国ワイン」という構図から
テロワールに根ざしたジェネリックワインと
品種特性に根ざしたヴァラエタルワインの本質を暴き、
ワインづくりに関しての既成概念や常識にとらわれず、
やりたいことにチャレンジしていくべきではないか、
と生産者や醸造家を鼓舞するような内容になっている。


さて、ティソのこのワイン。
自然酵母を使用しているとは言え、コンセプトからして
彼の数多くのキュヴェの中でもいわばヴァラエタルワインとして位置づけられる。
このことは合衆国に多くの顧客をもつという需要の状況からも想像出来るし、
異なるパーセルからのブレンドで造られている判断出来る。

こういったヴァラエタルワイン、実は私、今まで避けてきました。
飲んでそのブドウが育った風景が想像できないから→美味しくないから。
そして概ね頭が痛くなるから。
しかしこの「トラミネール・ウイエ」はずば抜けて素晴らしい。

「テロワールが銘醸ワインを生むのではなく、人がテロワールに働きかけて生みだすもの」
とは氏の結論のひとつだが、
これを確実なものとして、醸されたヴァラエタルがいかに美味しいものか!
造り手の信念や、職人としての理念が
いかに人に感動を与えるものを造り上げるのかを思い知らされる。

『なによりも「土地」とブドウ品種を表現したワインであること。我々はこの両者の
最良の調和を、可能な限り追求している』
(伊藤真人「ワインを聴く」学習研究社)


なんでもかんでも自然派だからいいってわけでは全然ないんですよね~
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by necotee-ra | 2009-06-14 02:01 | ワイン

全ては敬愛を込めて



セルジュ・ゲンスブール=60年代~80年代初めにかけてフランスのポピュラー音楽において
非常に重要な役割を果たした人物。

そしてジタン好きとゲンスブール好きにはロクなヤツがいない。
これ、結局どちらもゲンスブールのことを言いたいもので、
ジョン・レノンとか別の話。

そう、ゲンスブール好きにはロクなヤツがいない。

なんとも久しぶりに大学時代の友人に出会った。
ノノという。
これまた、本名忘れた・・・
彼はオカマだ。結構生粋の。
彼はセルジュ・ゲンスブールに傾倒していた。

しかし私がセルジュ・ゲンスブールを知ったのは、
当時出会ったある料理人の影響だった。
彼はヤクザな父の虐待に耐えかねて、物心ついたぐらいの歳に、
鈴鹿峠をひとりでくだり神戸にやってきた。自転車で、だ。

店の前を下半身露出して通りかかった人間を見て、
牛刀片手に厨房から飛び出してきて数百メートル追いかけるようなヤツだった。
アイロニカルに独特の持論を展開し、周囲を戸惑わせる人間だったが、
情に厚く、面倒見のいい人だった。
その後、仕事を求めて再び名古屋へ向かい、そこで音信不通となった。
あれからもう10年以上が経つ。


そして、話は戻ってノノの話。
彼も、相当なヘンコだが他人と違う角度でモノを観れる出来る人間で
当時、その洞察力に舌を巻いたものだ。
存在そのものがデュシャンの作品のようなヤツだった。

もう一人、これは昔の同僚の話。
さえない顔つきと体格から似つかわしくないぐらい鋭い意見をいう。
上の人間にも臆さず、堂々と自分の考えを伝える。
一見論理的な発言ゆえに上の人間はさすが!となるが
実は発言の随所に暗喩が込められていて、実に意地が悪い。



彼らはジタンを呑むかゲンスブールで繋がっている。

セルジュ・ゲンスブールはジタンで死んだ。
ガンで即入院、となった時もジタンを目一杯に詰め込んだケース一つで
病院に向かったという。

フランス軍の式典かなんかで多くの聴衆を前に
自国を皮肉った「ラ・マルセイーズ」の替え歌を唄ってしまった男。

「アニーとボンボン」という自作曲をフランス・ギャルに歌わせたが、
これは棒付きのキャンディーを美味そうに舐める女の子の様子を見て
書いた曲だが、後にそれがとてつもなく卑猥な隠喩であったことに気づいた
フランス・ギャルは人間不信に陥って何ヶ月も引きこもりになってしまった。

奥さんいながら、フランス・ギャルやブリジット・バルドーとの
不倫を繰り返した好色一代男。


神戸の某大丸百貨店のとあるカフェで昼間にかけて大クレームを引き起こしてしまった
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」。
これ、実はバルドーとの関係を唄った歌。実際に2人での録音を残したが
バルドーが実の旦那に関係をばれるのをイヤがり、公式リリースを拒んだ為
ゲンスブールはこの曲を後の奥さんのジェーン・バーキンに歌わせてしまう。

そして同題の映画では、自らが監督として
他の男優に自分の妻であるジェーン・バーキンを
陵辱させるというシナリオを書いて実際にそうさせた。
そのシーンは殆ど犯罪に近い。


最悪の男。



今日、久しぶりに旧友と出会ってゲンスブールを聴いてみた。
ワインがまずくなった。


youtubeから2つ。
フランス・ギャルとの「Comic Strip」も悪くないけどあまりにバカバカしいため割愛。

バルドーとの「奥さん、一緒に地獄に堕ちよう」な「Bonnie & Clyde」(たいがいにせぇよ!)


そして、イッてしまったジェーン・バーキンが見ものな「Elisa」

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by necotee-ra | 2009-06-12 09:15 | ムジカ

おっちんさんの思い出


もう10年ほど前になるけど
元町駅のすぐ南に小さい郵便局があって、そのすぐ隣のビルの2階に
ZUMAっていうバーがありました。

店主の名前はおっちんさん。
本名は・・・・・・忘れた。

自分たちより、ひと回り以上も年上だったような気がするけど
とにかく、ラグビー選手のような体つきでお腹が出てて、
常に酒が入ってるみたいにしょうもないギャグを言ってた。
無精髭を生やして、髪の毛は薄く、残った毛がもじゃもじゃで
もみ上げはチリチリ。笑い声デカイ。
全共闘でゲバ棒もってる人たちの様なヘルメットでカブに乗ってたような気がする。

店内はほとんど真っ暗で、映画ではヒッピーの部屋に必ず出てくる
クリスマスツリーの飾り付けのような、
あの赤いLEDがチッカチッカ光っていたのを覚えている。

現におっちんさんはヒッピーだ。
しかも放浪癖があるから、タチが悪い。

夜、仕事終わってからの顔なじみの仲間しか来ないような、そんなバーだけど、
とにかく、大らかで面倒見がよくて、
いわゆる「ボクらのヒーロー」的な存在だった。

そのZUMAって名前はニール・ヤングのアルバムタイトルだ。

その後、おっちんさんは昼間から営業をしているカフェを始めて、
テラスにオーブン用の窯を造った。そのテラスには屋号と同じティピーもある。
そして、しばらくしておっちんさんを見なくなってしまった。


そして、昔かなり入れ込んでいたカート・コバーンが猟銃でその頭を吹き飛ばす前に
聴いていたのか、遺書に書いていたのか・・・
「だんだん消えていくなら、いっきに燃え尽きた方がマシだ」という一節は
ニール・ヤングの曲からの抜粋だ。


しかし、自分がニール・ヤングに意識的な意味で触れたのは、実は2年前のこと。
いわゆるロックンロールを避けていたフシがあったのだが、
ライ・クーダーを探しに入った天満橋のHMVで
何気なく試聴した「ARCHIVES DISC3 ~ MASSEY HALL 1971」で
ガッツリ持ってかれてしまった。


ギターとブルースハープとピアノと唄だけの完全アコースティックライヴ。

カエターノ・ヴェローゾが、いろんな先達を賞賛した後
「これより素晴らしいのはジョアン・ジルベルトだ。そしてそれを凌駕するのは沈黙しかない」と
自身の歌の中で言ったが、
この「MASSEY HALL 1971」を前にしては同様に沈黙しかない。
あまりにかっこよすぎる!

最近、このARCHIVESのDISC1が8枚組のCDでリリースされた。
そしてニール・ヤングを聴き込むほどにおっちんさんの世界観が見えてきたような気がする。

おっちんさん、何してんだろ。
これ買ったかなぁ?




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by necotee-ra | 2009-06-11 09:01 | ムジカ

豚玉さん

ちょっとお財布と相談して外食に出かけるとき、
いわゆる洋食屋とか創作料理などは避けることが多いが
久宝寺の時分時と高津神社近くの豚玉だけは別の話。


先日の土曜、久しぶり豚玉に行った。


時分時もそうだが、豚玉は何料理と聞かれたら、表現のしようがない。
時分時だと、鉄板焼きだと答えることが出来るかも知れないが(しかし、概ね、だ)
それだけではない何かが喉の奥に残ってしまうような気持ちになる。
店主の料理だとしかいいようがない。


グリーンアスパラのプリンに始まり、
おつまみの盛り合わせ、
(キッシュや揚げ春巻き、ポテトサラダ・・・そうこのポテサラが絶品なのです)
セロリの入った水餃子、
カレーパン。
シメに豚玉とカスタードプリンを頂く。

ね、カテゴライズ出来ないでしょう?(笑)



この日、一番輝いていたのがグリーンアスパラのプリン!
加糖なしの自然の甘みがギュギュッと凝縮された、
淡く、滋味深い味わい。
プリンという表現上、どうしても気になるのが食感だが、これもまた
プリンとしかいいようのないジャストな固さで、ど真ん中!!
ムースみたいな広がりかたではなくて、舌を上あごにくっつけて
ニュルンって解けていくような感じ。
カップの中にもアスパラがゴロゴロしている。


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あわせたワインはクリストフ・パカレの「シルーブル07」。
フィリップ・パカレの従兄弟だ。
あのマルセル・ラピエールのワインを実質上造っていた人物でもある。
マルセル・ラピエール直伝ということで、デコンブやフォワイヤールが挙げられるが
本当の意味ではクリストフ・パカレしかいないといっても過言ではないらしい。

実は日本以外では既にクリストフ・パカレ単独のワインは市場に流れていたらしいのだが
今までライセンス契約上日本では販売出来なかったものとのこと。

で、このシルーブル、噂に違わず素晴らしい出来。
瑞々しく、柔らかく、そして時間とともに甘ささえ感じるぐらい
マッタリとした溶けるような喉越し。
こういうのを飲むと、本来のガメイの底力にビックリさせられる。


そして、このアスパラのプリンと泣けるほどに上手く合い、
カレーパンにも豚玉にもこれ以上ないと言うぐらいの!!

ふつうお好み焼きにはシラーかグルナッシュっしょ
が簡単に覆されてしまう組み合わせなのでした。


この日だけで「ウマー!」の300連発。

かっこいいナイフとフォークで食べるより、
断然お箸とか、そのままの指でつまみたくなるようなリラックス感。
だってメニューが背伸びせんでもいいでしょ?
で、飲めるワインはこういうの。
ホンモノのハイブリッド感。

ブラボー!!
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by necotee-ra | 2009-06-09 08:51 | グルマン

初七日



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今日は死んだハリコの初七日です。
お花をかえてお線香をたきました。


片方が死んだら、もう片方も弱ってしまうって聞いたときには
コハリは、バカやからバックバク飯食ってますよ!
だって、アイツ、バカやから・・・

なんて答えてたんですが、
ここんとこ、急に元気がない。

飯は結構食うけど、ちょっと戻すし、ずぅっとピーピー鳴いているし。
(イモムシ戻した時はオェ~)



大丈夫かなぁ?
この子、なんとなくハリコがいなくなったのが分かってるような気がします
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by necotee-ra | 2009-06-07 23:43 | ハリネズミ