あったかくなってきたこの頃。
と、言うか暑いぐらいなんですけど・・・
おうちワインもそんな感じで泡やロゼがちょいちょい出てくるようになりました。
GW終了後のとりあえずの景気付けは
ステファン・ティソ「クレマン・デュ・ジュラ・ブリュットNV」です。
ピノノワール主体にシャルドネのブレンド。シャンパーニュ方式。そしてノンドゼ(だいたい)。
シャンパーニュ方式・・・最近のペティヤンとかクレマンはこの造り方が多いですよね。
だからもう全然ありがたくもないし、珍しくもないのですが・・・・しかし!
これ、本当にすごい。
シャンパンと全く同じ土俵で語ることの出来るレベルです。
まっすぐにうまい果実味と複雑さと泡の細かさと力強さ。
20年もの間、自然派を追求し、現地の生産者をホントに、それこそホントに
あっちこっち訪ね回った「あの方」が、つい先日このティソの畑を訪れて、
これほど素晴らしい畑は初めてだ!と大興奮。
納得です。
そして、待ちに待った四恩醸造の「クレマチス・ロゼ08」のリリース
巨峰、辛口、微々発泡。
2月、リュミアージュされている時のコレを試した時は
もっとすっきりしてたんですけどね、仕上がりはもっとまったりです。
四恩のワインはどれもそうですが、
ワインをどうこう言うよりも、飲んで楽しくなるために。
ところで、最近神戸ワインを飲む機会がありました(ワンカップ!)
ガンバレ、神戸!
そんなじゃ、まだまだお土産ワインのレベルだ。
リショーの「ケランヌ・ロゼ」。
07VTはテーブル・ワインにデクラッセ。
色に問題でも?味に問題でも??
それとも酸化防止剤を使わなかったから???
そんな事への腹いせか、今回のエチケットには
「動くテーブル」の絵。→「生命宿したテーブル(ワイン)」?
これはもうコントレックス並みのミネラル爆弾!!
そして基本辛口ながら、甘みさえ感じるほどの完熟具合。
カリニャン、グルナッシュ、サンソーのブレンド。
豚のしょうが焼きと合わてバツグンのマリアージュ。
フェリシタシォン!
そして今日飲んだのはマルク・ペノの「ムロン・VdT 04」
こんなに発泡やったっけ?前のはこんなんじゃなかったはず。
でも、ちゃんと冷蔵庫に入れとかないと
コルクが蝋キャップさえも突き抜けてしまうぐらい上がってくる、
ということから最新VTからは王冠になったって言うから、
元々がこんな感じだったんでしょうね。
スティルにも拘らず、彼の泡としての「M de B」以上の泡だ、コレ。
はっきりと感じられるぐらいの残糖。
青リンゴ、カリン、黄色の花。
およそミュスカデからは感じることの出来ないニュアンス。
色気プンプンです。ちょっと、エステルが少し気になるけど。
と、ここまで書いてて、いつも冷静にワインを飲んでいるのかというと、
全然そんなことなくて。
特に最近はますます飲めなくなってます。
まぁ、元々そんなに強い方じゃないけども、
近頃はすぐに酔っ払って絡むし、眠くなるし。
そんな歳じゃないと思うのですがねぇ・・・・・・・・・・イカン